MPSoC 2025

2025年6月15日から20日にフランスのメジェーブで開催されたMPSoC2025において、石原教授が研究成果を現地で発表しました(発表日は16日)。世界中からコンピュータ関連の第一人者が集まる非常にレベルの高い国際会議です。

Title: A Challenge to Real-time Compensation for QAM Signal Distortion using Optical SVM Classifiers

本講演では、サポートベクトルマシン(SVM)分類器を光回路として設計し、それを使ってQAM通信における受信シンボルの波形歪み補償と2進復号化をリアルタイムに実現する方法を提案しました。機械学習に基づく光SVM分類器によってQAM通信の高い広帯域性を保ったまま受信処理における消費エネルギーの削減を可能にします。次世代広帯域通信の省エネルギー化技術として必要不可欠な技術と考えています。