DATE2024

2024年3月25日から27日にかけて、スペインのバレンシアで開催されたDesign, Automation and Test in Europe Conference (DATE2024) において、D2の陳さんが研究成果を発表しました (University Fair での発表は 26日、Workshop での発表は27日でした)。

Tai-Feng Chen, Yutaka Masuda, Tohru Ishihara, “Processing-in-Memory Accelerator Design with a Fully Synthesizable Cell-based DRAM,” University Fair of DATE2024, Valencia, Spain, March 2024.

Tai-Feng Chen, Takumi Komori, Yutaka Masuda, Tohru Ishihara, “Dual-OS-based DVFS on a RISC-V Hardware Platform for Energy Efficient Real time Computing,” Workshop 07 – Enabling rapid and sustainable RISC-V based research using open source HW and SW of DATE2024, Valencia, Spain, March 2024.

Workshop では、2022年度の修士卒業生である小森さんと協力した研究成果を発表しました。両発表とも、多くの質疑応答もあり大盛況でした。セッション終了後のディスカッションも含めて、十数名の研究者と意見交換を行いました。

新メンバー加入

2024年4月1日から新たな研究室メンバーとして、劉 伊瑋さん (Yiwei LIU)、⼤村 愼平くん (Shinpei OOMURA)、春⽥ 有希奈 さん (Yukina HARUTA)、古池 明⽇⾹さん (Asuka KOIKE) が加わりました。

ETNET2024

2024年3月21日から23日にかけて、長崎県壱岐市郷ノ浦町で開催された 第248回システム・アーキテクチャ・第205回システムとLSIの設計技術・第65回組込みシステム合同研究発表会(ETNET2024)において、M2 の本多くんが研究成果を発表しました(発表日は22日)。発表、質疑共に堂々としていました。

本多 佑成,増田豊,石原亨, “計算品質を考慮した適者生存戦略に基づき近似計算の品質検証を高速化するファジングテスト手法,” 第248回ARC・第205回SLDM・第65回EMB合同研究発表会(ETNET2024), 郷ノ浦町, 2024年3月.

SASIMI2024

2024年3月11日と12日に台湾の台北で開催された The 25th Workshop on Synthesis And System Integration of Mixed Information technologies (SASIMI) において、M1の王さんとD2 の陳さんが研究成果を発表しました (発表日は王さんが11日、陳さんが12日)。口頭発表後のポスター発表では多くの質疑応答もあり大盛況でした。

Chunlu Wang, Yutaka Masuda, Tohru Ishihara, “An Optoelectronic Pipelined Convolutional-RNN Architecture for Energy-Efficient AI Accelerator,” proc. SASIMI, pp. 14 – 19, March 2024.

Tai-Feng Chen, Yutaka Masuda, Tohru Ishihara, “A Design Strategy for Processing-in-Memory Accelerators Using Cell-based DRAM,” proc. SASIMI, pp. 275 – 280, March 2024.

3月の台北は気候も街の景色も最高で、滞在中半日だけ雨に逢いましたがそれ以外は快晴でした。調度日本のゴールデンウィークのような気候です。

卒業研究発表会

2月19日に、香村くん、川村くん、常くん、原くん、山口くんが卒業研究の発表を行いました。みなさん、しっかりと発表していました。

香村 祐樹, “ハードウェアトロイに対する近似計算器の堅牢性を評価するファジングテスト環境の構築”

川村 哲平, “Vision Transformerの省エネルギー化に向けた近似関数と整数量子化に基づく専用ハードウェアの設計”

常 忠紀, “近似プロセッサの計算品質違反に繋がる論理エラーに対するソフトウェアベースエラー検出手法の有効性評価”

原 伸語, “スタンダードセル設計における理論ソルバを用いたトランジスタ配置とゲート間隔の協調最適化”

山口 明生, “演算ビット幅と反復計算回数の協調最適化によるプロセッサの低消費エネルギー化”

修士論文審査会

2月7日と8日に、熊谷くんと本多くんが修士論文の発表を行いました。二人とも堂々と発表していました。

熊谷僚太, “近似計算回路のタイミング検証に向けたファジングに基づくテストパタン生成手法”

本多佑成, “近似計算回路の動作記述に対するファジングを用いた品質検証手法”

Prof. Yu-Guang Chen 来訪

台湾 国立中央大学の Yu-Guang Chen 先生が研究室を訪問しました(2024/02/05)。ハードウェアセキュリティの評価技術、集積回路の経年劣化を防止しつつ低消費電力化を推進する設計技術、AI に基づく配置配線の高速化技術、インメモリ計算技術、ならびに、近似計算の設計最適化および検証技術について、討論をしました。

EdgeTech+2023

2023年11月15日から17日にかけて神奈川県のパシフィコ横浜で開催された EdgeTech+2023 において、M1の王さん、B4の川村くん、常くん、原くん、山口くんが研究紹介を行いました。本発表は、名古屋大学 高田・松原研究室、名古屋大学 枝廣研究室、南山大学 本田研究室との合同展示発表でした。

SOCC2023

2023年9月5日から8日にカリフォルニアのサンタクララで開催された IEEE 36th International System-On-Chip Conference (SOCC) において、D2 の陳くんが研究成果を発表しました (発表日は6日)。多くの質疑応答もあり大盛況でした。

T. -F. Chen, Y. Masuda, and T. Ishihara, “A Standard Cell Memory Based on 2T Gain Cell DRAM for Memory-Centric Accelerator Design,” Proc. 36th IEEE International System-On-Chip Conference (SOCC), pp.34-39, Sept. 2023.

同行した石原教授は、7日の午前のセッション(Technical Session 4: Energy Efficient Computation)で座長を務めました。
また、9月8日には Milpitas にある Hewlett Packard Labs を訪問し光ニューラルネットワークに関する講演と意見交換を行いました。 HP Labsには光コンピューティングを研究する約30名の研究者が在籍していて、非常に密度の濃い意見交換ができました。