MPSoC 2023

2023年6月25日から30日に米国のFort Collinsで開催されたMPSoC2023において、石原教授が研究成果を現地で発表しました(発表日は28日)。発表内容はD2の陳君が実施している研究内容です。

Title: A Standard-Cell-based DRAM for Fully Synthesizable Memory-Centric Accelerators Design

この研究では、DRAMをスタンダードセルベースで設計する手法を開発しています。DRAMをスタンダードセルベースで設計できるようにすることにより、演算器とDRAMを非常に近接して配置配線することが可能となり、柔軟なNear-Memory Computingの設計開発を容易にします。Near-Memory Computingを実現する専用ハードウェアを完全自動合成することにより、省エネルギーなAIアクセラレータを迅速に開発することを目指します。

DATE2023

2023年4月17日から19日にベルギーのアントワープで開催された Design, Automation, and Test  in Europe (DATE) において、昨年度に卒業した陸さんの代理で、増田准教授が研究成果を発表しました (発表日は19日)。

J. Lu, Y. Masuda, and T. Ishihara, “An Efficient Fault Injection Algorithm for Identifying Unimportant FFs in Approximate Computing Circuits,” Proc. IEEE Design, Automation and Test in Europe Conference (DATE), Apr. 2023.

新メンバー加入

2023年4月1日から新たな研究室メンバーとして、川村 哲平くん(Teppei KAWAMURA)、常 忠紀くん(Chuki JO)、原 伸語くん(Shingo HARA)、山口 明生くん(Meisei YAMAGUCHI)が加わりました。

ETNET2023

3月23日から25日にかけて鹿児島県天城町で開催された「第244回ARC・第202回SLDM・第62回EMB合同研究発表会(ETNET2023)」において、M2 の小森くんと M1 の本多くんが研究成果を発表しました。(小森くんの発表日は24日、本多くんの発表日は23日でした。)

  • 小森工,増田豊,石原亨, “RISC-V プロセッサにおける軽量デュアル OS 実行支援機構,” 第244回ARC・第202回SLDM・第62回EMB合同研究発表会 (ETNET2023), 天城町, 2023年3月.
  • 本多 佑成,増田豊,石原亨, “近似計算の品質検証に向けたファジングのフィードバック調整手法の一検討 ,” 第244回ARC・第202回SLDM・第62回EMB合同研究発表会 (ETNET2023), 天城町,  2023年3月.

第35回 回路とシステムワークショップ 奨励賞

M2 の市川くんが「第35回 回路とシステムワークショップ 奨励賞」を受賞しました。おめでとうございます!下記の発表に対する受賞です。

市川大生, 増田豊, 石原亨, 新家昭彦, 納富雅也, “省面積と低電力を両立する光電融合RNN アーキテクチャ,” 第35 回回路とシステムワークショップ論文集, pp. 412 – 417, 北九州, 2022 年8 月.

VLSI設計技術研究会

2023年3月1日から3日にかけて沖縄県那覇市で開催された電子情報通信学会 VLSI設計技術研究会において、M2 の陸さんが研究成果を発表しました(発表日は3日)。

陸 佳萱,増田豊,石原亨, “近似計算回路の低消費電力化に向けた故障挿入を用いた冗長なフリップフロッ プの特定,” 電子情報通信学会 VLSI 設計技術研究会, pp. 167 – 172, 那覇, 2023年3月.

修士論文審査会

2月9日と10日に、市川くん、小森くん、陸さんが修士論文の発表を行いました。三人とも立派な発表でした。

市川大生, “光電融合回路に基づく再帰型ニューラルネットワークの低消費電力設計”

小森工, “デュアルOS環境の消費エネルギー最小化を目的とした動的 電圧制御の仮想化”

陸佳萱, “Identification of Redundant Flip-Flops Using Fault Injection for Low-Power Approximate Computing Circuits”

第199回SLDM研究発表会

2022年11月11日に京都市キャンパスプラザ京都でハイブリッド開催された第199回 SLDM研究発表会にて、B4 の香村くんが研究成果を発表しました。
香村 祐樹, 増田 豊, 石原 亨, “ファジングを用いた近似コンピューティング回路のハードウェアトロイ検出,” 第199回SLDM研究発表会, 京都, 2022年11月 (ポスター発表).